日々雑録

モノづくりの現場から13「木地師の工房から」

 

木地師の工房から。

 

 

ただいま、説相箱の木地を製作中です。

説相箱といえば、金具や蒔絵などで加飾するものの

木地は比較的、ないがしろにされることが多いように思います。

 

接合してしまえば、わからないからなんでしょうが、

長年使用していただくのであれば、今回のような構造が間違いないです。

 

 

箱を組むのに45度同士で接合するわけですが、

 

組んだ状態から、解体しますと、

このような継手になっています。

 

この継手は、隠し蟻組み継ぎ(かくしありぐみつぎ)と呼ばれます。

 

四方の接合をこのアリ組みで接合すれば、

将来、接着材の接着力がなくなっても、木地が離れることはありません。

 

 

 

45度の断面に台形の凹凸を、カンナやノミを使って製作します。

 

 

材は、尾州桧。

最高級の説相箱を製作中です。

 

 

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