京仏商谷口の日々雑録 京都市西京区の京仏具匠

宝相華唐草透かし彫りの舟型光背です。


こういった透かし彫りは、ちょっと上等の仕上げになります。






塗り下用の木地ですが、

より丁寧に彫刻するために、材は桧を使用しています。




但し、透かし彫りなので強度面においてちょっと心配・・・

ですから、木地に漆を含浸させて、強度をパワーアップ。

写真の茶色い部分が漆を含んだ部分です。



いつ注文があってもいいように、

何回か漆を摺って保管しておくんです。