日々雑録
☆彫りあがりました★21 「割り袖の阿弥陀像」
2009/08/04(火)
彫りあがりました
彫り上がりました。
材は尾州桧。
但し、今回は木地(素地)ではなく、
漆箔で仕上げます。
塗下といっても、木地仕上と同様、いや、それ以上の削り☆
在家用のお木仏は、
白檀の木地仕上げのものが受注数としては最も多く・・・
次に、
桧の木地仕上げ、桧の漆箔仕上げでしょうか。
上写真のように、
身丈6寸程の小さな仏さんで、
尾州桧材・割り袖・内刳り・玉眼ともなれば、
仏師さんの手間も非常にかかります。
この後の、塗師さんの手によって、
この仏師さんの拘りが、生かされるか消されるか・・・
非常に左右されます。
木地仕上げと違い、
複数の手に渡って完成に至る漆箔仏。
仕上がりましたら、またご紹介いたします。