京仏商谷口の日々雑録 京都市西京区の京仏具匠

彫りあがりました。



立像６寸の檀像の阿弥陀如来。


立像６寸・・・ホントかなり稀少になりました。


ん～、これからどうしましょう・・・


・・・って、ここまで前回と一緒。




とりあえずは、木取りしている分は、

仕上げてしまって、今後は、


尾州桧の素地

尾州桧の漆箔

を中心に進めていこうかと・・・

そうそう、将棋盤に使用される

榧(かや)

でも、近々制作する予定です。



仏さんがそっちのけでした・・・

専属の阪本仏師が彫り上げた阿弥陀さん。

凛々しくて・・・

穏やかで・・・

彩色をすると、また雰囲気が変わります。


関東・東京方面では、彩色をしないで納める事も多く、

関西では、螺髪（らほつ)には群青、

生え際に、白緑（びゃくろく）を彩色し、

瞳、髭、眉毛も描くのが大半です。

こちらは、どのような仕上になるんでしょうか・・・

まだ、嫁ぎ先は決まってません★