日々雑録
仏像修理のハ・ナ・シ18「宮毘羅大将像の修理③」(全3回)
2008/03/14(金)
仏像修理の話
前回より続き…
十二躯中で、今回の御修理は2躯。
まだまだ始まったばかり。
順に2,3躯のペースで修理させて頂きます。
十二神将といえば、頭上に干支を乗せておられるのでも有名なお像。
ですが、十二支との意味合いは特にないようで、語呂合わせ的な発想のようです。
干支と組合すことで、信仰の対象としても身近に感じることができたんでしょうね。
日本では、干支と神将の組み合わせが始まったのは、平安後期ごろと言われています。
ですから、奈良時代に作られた新薬師寺像には干支は乗っていません。
鎌倉期以降の十二神将像では、干支が乗るものが圧倒的に多く、今回修理させて頂いたお像にも干支が乗っています。
干支が乗ると、何だか少し和みます。
子・宮毘羅大将像の復元修復でした。
修理のハナシⅤ「基準寸法に合わせた改造」
十二躯中で、今回の御修理は2躯。
まだまだ始まったばかり。
順に2,3躯のペースで修理させて頂きます。
十二神将といえば、頭上に干支を乗せておられるのでも有名なお像。
ですが、十二支との意味合いは特にないようで、語呂合わせ的な発想のようです。
干支と組合すことで、信仰の対象としても身近に感じることができたんでしょうね。
日本では、干支と神将の組み合わせが始まったのは、平安後期ごろと言われています。
ですから、奈良時代に作られた新薬師寺像には干支は乗っていません。
鎌倉期以降の十二神将像では、干支が乗るものが圧倒的に多く、今回修理させて頂いたお像にも干支が乗っています。
干支が乗ると、何だか少し和みます。
子・宮毘羅大将像の復元修復でした。
修理のハナシⅤ「基準寸法に合わせた改造」