京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏像修理のハ・ナ・シ17「宮毘羅大将像の修理◆(全3回)

2008年03月13日(木)
前回より続き…

有難いことに近年、十二神将像のお仕事が続いています。

薬師如来像の眷属としてお仕えする十二神将。

こういった複数おられるお木仏は、お姿が様々で見ているだけで楽しくなります。

十二神将の場合、一往に守護をするため、武器的なものを持たれます。

刀や剣、戟や斧、羂索や弓矢、それに金剛杵などが定番の持物でしょうか。

東寺の十二神将には法螺貝を持たれるお像もあります。

東寺の場合、薬師如来像の台座内に12躯の神将像が立たれ、非常に創作性豊かです。初めて見たときは驚きました。

大きなお薬師さんを、小さな12躯の神将さんが力を合わせて守っておられる・・・なんか健気な感じ。

それぞれの個性も強くて、担当した仏師が他とは違う神将像をつくろうとしていたのだと感じます。

【写真:上】木地修理工程完了後

【写真:下】胡粉下地工程完了後

表情で言えば、この修理分の神将像もユーモラスなお顔をされてますでしょ。

次回へ続く・・・