日々雑録 ホーム 日々雑録 前の記事 一覧 次の記事 仏像修理のハ・ナ・シ14『お木仏の局部修復④』(全5回) 2008/02/20(水) 仏像修理の話 前回より続き… さあ、下地です。 まず、頭部の矧ぎ目部分に和紙を貼ります。【写真:上】 和紙を貼らないと下地を施し彩色しても、遅かれ早かれ、矧ぎ目の筋が表面に出てきます。 それを、防ぐための和紙貼りです。 和紙を貼ったら、次に生漆を摺り込んでやります。【写真:下】 これは、木地固めといい、言わば補強です。 木地固めが済めば、胡粉地(胡粉+膠)を塗り、塗っては研ぐ工程を繰り返します。 表面がなだらかに仕上げれば、次は、彩色の工程に移ります・・・。 次回へ続く… 前の記事 一覧 次の記事 記事一覧 24/01/20仏具修理の話27『文字彫刻を生かす位牌修理』 24/01/10ブツネタ491「清浄な白い蓮華の位牌」 23/10/22ブツネタ490「山門の神代杉門灯」 23/09/20ブツネタ489「久しぶり☆幢幡の納品」 23/07/26ブツネタ488「町のお地蔵さん建立のお話⑤」 23/07/20ブツネタ487「町のお地蔵さん建立のお話④」 23/07/16ブツネタ486「町のお地蔵さん建立のお話③」 23/07/06ブツネタ485「町のお地蔵さん建立のお話②」 23/07/01ブツネタ484「町のお地蔵さん建立のお話①」 23/06/10ブツネタ483「過去最大のお木仏点検」 1ページ (全101ページ中) 1 2 3 4 5 6