日々雑録
ブログで販売⑦「西本願寺ご本尊(身丈1尺3寸)及び台座御光」
ご縁を頂戴しました。有難うございました。
2019年2月
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こちらの阿弥陀如来像は身丈1尺3寸。
長年弊社にて展示をしておりました。
京都府仏具協同組合の展示会の出展用に製作したので、
製作時期は約30年程前になります。
展示用とはいえ、手を合わされる対象として祀られるのが本来ですので、
この度、価格を大幅に下げて出品させて頂きます。
こちらのページでは、価格を明示しませんが、現在同様のものを製作した場合の30%程度の価格で考えております。
ご興味のある方は、直接ご連絡(075-391-2701)頂くか、メール(info@katsura-taniguchi.net)にてお問い合わせください。
ご希望があれば、より明確な画像をお送りさせて頂きます。
【阿弥陀如来像】
身丈1尺3寸
像高435㎜
西本願寺派様式
尾州桧材
寄せ木造り
玉眼
胡粉(膠)下地
漆塗り
純金箔押し
肌部分ヌグイ仕上げ(ヌグイ・・・金箔を押した後に金粉を蒔く仕上げ)
国産・全工程を京都で製作
【台 座】
六角型 華盤付き七重座
台座幅345㎜ 台座奥行247㎜ 台座丈400㎜
葺蓮華(9枚×5段、45枚葺き)
紅松材
胡粉(膠)下地
漆塗り
純金箔押し
蓮華には岩緑青、金泥彩色仕上げ
台座地擦りには銅地毛彫り本金メッキ金具打ち
国産・全工程を京都で製作
【光 背】
本願寺派式 舟形光背 頭光48本光芒付き
光背丈563㎜ 光芒直径325㎜
紅松材
胡粉(膠)下地
漆塗り
純金箔押し
国産・全工程を京都で製作
【別 台】
シナ合板 黒漆塗り
幅403㎜ 奥行247㎜ 高さ76㎜
◎光背と台座の総高さ 950㎜
◎光背と台座と別台の総高さ 1026㎜
30年による展示等による経年の時代色(色の変化)はございます。
大きな損傷はございませんが、蕊(しべ)の部分に亀裂が生じております。
私共の所属する組合が主催する展示会出品用として製作したものですので、
経済産業大臣指定伝統的工芸品指定品の認定を受けております。
それを表すシールが、かさ上げ用に製作している別台に貼っております。
その他、ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご縁を頂戴いたしました。有難うございました。
SOLD February,20,2019
記事一覧
- 24/10/10ブツネタ496「鬼が宝経を支える立経台」
- 24/09/25☆彫りあがりました★76「麗しの総白檀・日蓮聖人像」
- 24/09/06ブツネタ495「文殊・普賢菩薩の図像で釈迦三尊」
- 24/08/01ブツネタ494「今年もお地蔵さんの祠製作」
- 24/07/10仏像修理の話94『山の阿弥陀像の現状維持修理』
- 24/06/10ブツネタ493「楓の寺号表札の製作」
- 24/05/10仏像修理の話93『小さな大黒天像の修理』
- 24/04/28ブツネタ492「既存両大師像、活かしながらグレードアップ」
- 24/01/20仏具修理の話27『文字彫刻を生かす位牌修理』
- 24/01/10ブツネタ491「清浄な白い蓮華の位牌」