日々雑録 ホーム 日々雑録 前の記事 一覧 次の記事 ブツネタ224 「続・個性的な太子像」 2011/03/26(土) ブツネタ ブツネタ216で登場した太子像の畳・礼盤。畳は胡粉下地、框・小足は、艶消しの黒漆を塗り、畳には繧繝縁(うんげんべり)の彩色を施し、框・小足と共に古色の彩色を施しました。正面背面側面は淡く古色をし、普通であれば、天場には埃が積もり汚れがより目立ちますんで、天場には古色を深いめに仕上げました。仏具においての畳の縁は、大きく分けて、繧繝縁と高麗縁(こうらいべり)のどちらかになります。聖徳太子像の場合、より高い地位であることを示す繧繝縁になります。 前の記事 一覧 次の記事 記事一覧 24/01/20仏具修理の話27『文字彫刻を生かす位牌修理』 24/01/10ブツネタ491「清浄な白い蓮華の位牌」 23/10/22ブツネタ490「山門の神代杉門灯」 23/09/20ブツネタ489「久しぶり☆幢幡の納品」 23/07/26ブツネタ488「町のお地蔵さん建立のお話⑤」 23/07/20ブツネタ487「町のお地蔵さん建立のお話④」 23/07/16ブツネタ486「町のお地蔵さん建立のお話③」 23/07/06ブツネタ485「町のお地蔵さん建立のお話②」 23/07/01ブツネタ484「町のお地蔵さん建立のお話①」 23/06/10ブツネタ483「過去最大のお木仏点検」 1ページ (全101ページ中) 1 2 3 4 5 6