日々雑録

∮映画とコーヒーと∮22 「パリ20区、僕たちのクラス」「トイレット」

2010/10/06(水) 映画とコーヒーと




∮映画とコーヒーと∮ の更新も途絶えてました。



最近は、映画を観に行くタイミングがなく、ここ2ヶ月でなんとか2作。



『パリ20区、僕たちのクラス』

『トイレット』


を、どちらも京都シネマで観ました。




まず、

『パリ20区、僕たちのクラス』





出演する生徒24人は、演技経験の無い本物の中学生で、

演じている感が全くなく、ドキュメントのよう。


舞台は、パリの下町の中学校のあるクラス。

出身国の異なる24名の生徒が通い、
国語(フランス語)教師のフランソワが教壇に立ち、
問題児だらけの生徒たちと向き合ってゆくお話。


フランス版★中学生日記。

多種多様な人種・宗教が混在するクラスで、
人はそれぞれ違っていて当たり前とする考え方が、
日本とは違うなぁと考えさせられました。


フランスと日本と、学校の違いも垣間見られます。

でも、ちょっと退屈やったかな。

第61回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。





次ぃ~

『トイレット』






「かもめ食堂」「めがね」から3年、荻上直子監督の作品。


地味ながら、かなりの異色作でもあります。


日本の映画でありながら全編英語。

キャストは、もたいまさこが唯一の日本人。

登場する3兄弟は、若手カナダ人俳優を起用。



もたいまさこ演じる“ばーちゃん”が、

ほっとんど喋らないんですが、とりあえずいい味を出してはります。


全体の絵も綺麗で、

それぞれの個性もはっきりしていて、見ていて楽しかったです。

最後のオチも良かったし。





さて、一応、コーヒーのお店もご紹介しておきましょう。


北白川の疎水沿いにある珈琲店。


「りほう」





すごく落ち着いた上品なお店です。


建物もそうですが、カウンター、テーブル共に木の温かみが感じられ、


ほっこりするには最適のお店です。





近くに職人さんがおられ、

ちょっとした待ち時間なんかに、コーヒーを飲みに行くんです。


ひとりで行きたい隠れ家的なお店です。








2010年観に行った映画ランキング 

第1位 トイストーリー3 
第2位 オーケストラ! 
第3位 トイレット 
第4位 第9地区 
第5位 告 白 
第6位 インビクタス/負けざる者たち 
第7位 クレイジーハート 
第8位 マイレージ、マイライフ 
第9位 ソラニン 
第10位 シャッターアイランド 
第11位 食堂かたつむり 
第12位 アバター 
第13位 バレンタインデー 
第14位 パリ20区、僕たちのクラス 
第15位 サロゲート 
第16位 パブリック・エネミーズ 





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