日々雑録

合掌★仏壇手をあわそ22「摺り漆・本紫檀四方練り仏壇」







お仏壇を納品してまいりました。





半間のお仏間のある和室に納めさせて頂きました。


今回ご納入させて頂いたのは、
長年作り続け、今までに相当数納めさせて頂いている


「摺り漆・四方練り・別製雲鶴欄間彫刻」の唐木仏壇。





希少な本紫檀材。


摺り漆の仕上は、ウレタン等の塗装にはない独特の色艶と風合い。


そして、
いつも申し上げるのですが、最も大事なのはご本尊です。


こちらのご尊家の宗派は浄土宗。


ご本尊には、弊社謹製の阿弥陀如来像をお迎え頂きました。




老山白檀材の素地(木地)仕上げ。


身丈は立像5寸。


台座と御光は漆箔仕上げとし、蓮華は岩彩色の上に截金を施しました。




ご両脇は、絹本手描き、京表具の掛軸。


菊割型の具足、鶴溜塗りの鶴高月、唐織の打敷、


仏壇そしてご本尊に合った仏具を付けさせて頂いておりますが、







今回はこちらの経机。





製作時期こそ異なりますが、総無垢の本紫檀経机です。


この経机だけで、家具調の台付き仏壇が海外製なら十分買えちゃうんでしょうか。。


仏壇との色は合ってませんが、
品質・レベルとしましては対等のお品です。




家具調のお仏壇にはない重み、存在感。


納入する時の緊張感もほどよくあって、この時間が好きだったりもします。。




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