日々雑録

合掌★仏壇手をあわそ⑨「阿弥陀檀像と拘り仏具」




今日も無事に1日を過ごすことができました。



日々感謝、ご先祖さまにも感謝です。



そんな思いを込めて、ご本尊、お仏壇に手を合わせましょう。









さて、久々の “♪合掌♪手をあわそ” です。


今回の納入は、摺り漆仕上の本紫檀のお仏壇。





摺り漆を施したお仏壇、その色艶、風合いは独特☆

強度面においても、ウレタン系の塗装よりも強く、

唐木仏壇では最上の仕上げと言えます。






・・・で、こちらに祀られるのが、

稀少な白檀の阿弥陀さん。立像5寸☆

台座・光背は漆箔です。





螺髪には群青を入れず、

瞳、眉毛、髭、唇にのみ彩色を入れました。


当方では、指定がなければ、

螺髪の群青は“鉄紺”と呼ばれる濃いめの群青色を入れるのですが、

今回は、施主様側のご意向により、群青を入れずに、木地のままとしました。


こういった仕上げは、割合としては少ないですが

10躯に1躯くらいでしょうか、時折指定されます。




そんな阿弥陀さんを荘厳する仏具は、かなり吟味をします。






出来る限り、仏さんが引き立つように・・

全体の調和も考えて・・・。







今回の仏具で、僕の一番のこだわりは・・・







この和ろうそく☆

(ピントが合ってませんが・・)



いろいろとロウソクを調べているうちに、

ようやくたどり着いたのが、この和ろうそく☆




いわゆる、本和ろうそく。

んん~ かっこいい♪

(ピントが合ってませんが・・)





このロウソクのことは、また改めてブログで触れましょう・・。








記事一覧|2010年10月

ページトップへ