日々雑録
仏像修理のハ・ナ・シ23『基準寸法に合わせた改造⑤』(全5回)
2008/04/25(金)
仏像修理の話
前回より続き…
光背にしても台座にしても、ある程度お木仏に対しての基準寸法があります。
そこから色々アレンジを施して、様々な台座・光背が生まれるわけです。
今回の場合、特に蓮華でしょうか・・・ 光背のホゾが立てれず、お木仏を立てても、蓮華が非常に小さく貧弱でした。
蓮華を大きくしたことで、安定感も出ましたし、光背もしっかり固定できました。
一般在家用のお木仏では稀なことですが、寺院用において、他の台座や光背を転用されることは珍しくありません。
昔に良かれと思ってされたことを、我々が指摘させていただくのも恐縮なことではありますが・・・
ご指摘させていただくのは、我々の使命ですし、その後、手を入れる入れないかは、お客様次第です☆
修理のハナシⅥ 『維持修理と復元修理』
光背にしても台座にしても、ある程度お木仏に対しての基準寸法があります。
そこから色々アレンジを施して、様々な台座・光背が生まれるわけです。
今回の場合、特に蓮華でしょうか・・・ 光背のホゾが立てれず、お木仏を立てても、蓮華が非常に小さく貧弱でした。
蓮華を大きくしたことで、安定感も出ましたし、光背もしっかり固定できました。
一般在家用のお木仏では稀なことですが、寺院用において、他の台座や光背を転用されることは珍しくありません。
昔に良かれと思ってされたことを、我々が指摘させていただくのも恐縮なことではありますが・・・
ご指摘させていただくのは、我々の使命ですし、その後、手を入れる入れないかは、お客様次第です☆
修理のハナシⅥ 『維持修理と復元修理』