日々雑録
合掌★仏壇手をあわそ⑫「お内仏★尺2阿弥陀像」
2011/10/25(火)
合掌☆仏壇手をあわそ
今日も無事に1日を過ごすことが出来ました。
日々感謝、ご先祖様にも感謝です。
そんな思いを込めて、ご本尊、お仏壇に手を合わせましょう。
さて、今回はご寺院様のお内仏。
ブツネタ255・257・258でご紹介しました仏具やお木仏が、
どのように納まったのかというと・・。
お仏間は、広めの間口。
脇板、向板の三方壁は、本金紙を張りました。
框1枚を敷き、その上に六角型厨子を置き、
蒔絵の入った戸を大きく開け、
六角型吊灯篭を1対吊りました。
本金紙の壁
総黒蝋色の厨子
漆箔仕上げの本尊
コントラストがはっきりして、それぞれの個性が消えることなく、
きれいに納まりました。
特筆すべきなのは、
やはり吊灯篭でしょうか。
その多くが金属製ですが、
この木製・漆塗り・金箔押しの吊灯篭の存在感たるや、絶大★
厨子の扉に、吊灯篭の灯りが写るのも奥床しい・・。
そして、各々が良い仕上がりになっても、やはり調和が大切。
個性のあるお厨子、吊灯篭ですが、
ご本尊の存在を消すことなく、バランス良く納めることが出来ました。
制作のご縁を頂きましたことに深く感謝いたします。