日々雑録
合掌★仏壇手をあわそ⑨「阿弥陀檀像と拘り仏具」
2010/10/02(土)
合掌☆仏壇手をあわそ
今日も無事に1日を過ごすことができました。
日々感謝、ご先祖さまにも感謝です。
そんな思いを込めて、ご本尊、お仏壇に手を合わせましょう。
さて、久々の “♪合掌♪手をあわそ” です。
今回の納入は、摺り漆仕上の本紫檀のお仏壇。
摺り漆を施したお仏壇、その色艶、風合いは独特☆
強度面においても、ウレタン系の塗装よりも強く、
唐木仏壇では最上の仕上げと言えます。
・・・で、こちらに祀られるのが、
稀少な白檀の阿弥陀さん。立像5寸☆
台座・光背は漆箔です。
螺髪には群青を入れず、
瞳、眉毛、髭、唇にのみ彩色を入れました。
当方では、指定がなければ、
螺髪の群青は“鉄紺”と呼ばれる濃いめの群青色を入れるのですが、
今回は、施主様側のご意向により、群青を入れずに、木地のままとしました。
こういった仕上げは、割合としては少ないですが
10躯に1躯くらいでしょうか、時折指定されます。
そんな阿弥陀さんを荘厳する仏具は、かなり吟味をします。
出来る限り、仏さんが引き立つように・・
全体の調和も考えて・・・。
今回の仏具で、僕の一番のこだわりは・・・
この和ろうそく☆
(ピントが合ってませんが・・)
いろいろとロウソクを調べているうちに、
ようやくたどり着いたのが、この和ろうそく☆
いわゆる、本和ろうそく。
んん~ かっこいい♪
(ピントが合ってませんが・・)
このロウソクのことは、また改めてブログで触れましょう・・。