日々雑録

ブツネタ66 「障子に使うよ☆竹屋町」

2008/09/29(月) ブツネタ
「まるたけえびすにおしおいけ~♪」

京の通り名の歌、東西の通りは、丸太町通りから始まります。

丸太町通の次が、竹屋町(たけやまち)通☆

全長約3㎞の竹屋町通は、私の大好きなラーメン屋「麺屋○竹」のある通りでもありますが・・・

今回は、仏壇では障子に、表具では掛軸に使用する「竹屋町裂」のことを少しご紹介します。

障子といえば、和紙が張られているイメージですが、

仏壇の障子には、透き目の粗い紗(しゃ)の織物を使用します。

その紗に金銀糸や彩糸を織り込み、文様を表した裂は、「竹屋町裂」と呼ばれています。

もとは中国伝来の裂地だそうですが、京都の竹屋町で作られるようになったことから「竹屋町」という名前が付いたそう・・・。

ですが、今では、竹屋町はおろか京都でも作られていないそうで・・・

中国等の海外製で、機会織りが多くを占めているんだそうです。

だ・け・れ・ど・も・・・

この写真はどちらも、国内で織られた”手織り”の「竹屋町」☆★

当然、価格的にはドド~ン!と高くつきますが、

やっぱり★イイモノ★は違います。

さて今回、どちらの裂を使いましょうか・・・。


ブツネタ65 「チュンチュン♪鳥かごやおまへんか」
ブツネタ67 「厨子の木地が完成★」





記事一覧|2008年9月

1ページ (全2ページ中)

ページトップへ