日々雑録
【yomoyama④ -烏枢沙摩明王-】
2008/01/06(日)
yomoyama
これは、★うすさま★と読みます。
これからその烏枢沙摩明王像を制作。
写真はその木地。尾州桧です。
重なっているのが岩座と仏、寝かせてるのが光背の木取りです。
さて今回は、烏枢沙摩明王について・・・。
この仏様は、特殊な場所に祀られます。
それについて、こんな由来も・・・。
「かつてお釈迦様が入滅されようとする時、皆が集まって悲しんでいるのに、ある神様が遊びにふけって来なかった。皆は相談して一人の仙人を使いに出して連れてこようとした。ところがその神様は、不浄なもので壁をつくって入ってこれないようにした。そこで使いの仙人は不浄金剛に身を変えて、その壁を大地に変えてしまった、という。(図解仏像の見分け方・大法輪閣参照)」
不浄金剛とは、烏枢沙摩明王のこと。こんなことから、あらゆるけがれを棄て去る祈願に用いられ、便所の守護神として祀られるようになったそうです。
姿は多様で、忿怒相の一面に、二臂・四臂・六臂・八臂とがあり、腕の数に定義はないようです。
(臂は腕のことをいいます。)
蔵王権現のように右足を上げた立像が一般的だといえます。
なかには、掲載図のような座像もあるそうです。
あと、持物に法輪を持つのも特徴的といえます。
今回は、立像を制作。なかなかご縁の少ない仏さまなので、出来上がりが楽しみです。
掲載図『大正大蔵経図像』
【yomoyama⑤ -宝相華-】
【yomoyama③ -胡粉-】
【yomoyama② -玉眼-】
これからその烏枢沙摩明王像を制作。
写真はその木地。尾州桧です。
重なっているのが岩座と仏、寝かせてるのが光背の木取りです。
さて今回は、烏枢沙摩明王について・・・。
この仏様は、特殊な場所に祀られます。
それについて、こんな由来も・・・。
「かつてお釈迦様が入滅されようとする時、皆が集まって悲しんでいるのに、ある神様が遊びにふけって来なかった。皆は相談して一人の仙人を使いに出して連れてこようとした。ところがその神様は、不浄なもので壁をつくって入ってこれないようにした。そこで使いの仙人は不浄金剛に身を変えて、その壁を大地に変えてしまった、という。(図解仏像の見分け方・大法輪閣参照)」
不浄金剛とは、烏枢沙摩明王のこと。こんなことから、あらゆるけがれを棄て去る祈願に用いられ、便所の守護神として祀られるようになったそうです。
姿は多様で、忿怒相の一面に、二臂・四臂・六臂・八臂とがあり、腕の数に定義はないようです。
(臂は腕のことをいいます。)
蔵王権現のように右足を上げた立像が一般的だといえます。
なかには、掲載図のような座像もあるそうです。
あと、持物に法輪を持つのも特徴的といえます。
今回は、立像を制作。なかなかご縁の少ない仏さまなので、出来上がりが楽しみです。
掲載図『大正大蔵経図像』
【yomoyama⑤ -宝相華-】
【yomoyama③ -胡粉-】
【yomoyama② -玉眼-】