京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ45 「うちの一重渕ちゃん 

2008年06月26日(木)
ブログでも何度かご紹介しています谷口謹製の

☆「京製位牌・一重渕」☆ 
             
ブツネタ2 「京製位牌」参照》


品質の向上を目指す、この位牌ですが、

今回部分的に仕様を変更して仕上げましたので2回に分けてご紹介します。


通常、黒漆もしくは溜漆を塗って、蝋色研出しを施し、

面や彫刻部分には、純金粉を蒔いて仕上げます。

蓮華は、純金粉にて仕上げることもありますが、

近年、岩緑青を蒔いて、金泥の彩色にて仕上げることが多くなっています。
他にも白蓮華で仕上げる場合もあります。


・・・で、今回は、その金泥描きを截金にて仕上げました。

金の輝きと、金線の細さが魅力☆ 線の太さも統一感があり、位牌そのものを栄えさせてくれます。

あと、溜漆塗りは中塗りに朱漆を塗る、所謂、紅溜(べにため)。

宗旨等で向き不向きがあるかもしれませんが、非常に色合いがきれいです。

(彫り文字にはモザイクをかけています。)

次回は、第2段をご紹介します。



ブツネタ44 「続・水煙の彫刻」
ブツネタ46 「うちの一重渕ちゃん◆