京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ243 「六角型厨子の制作」

2011年06月25日(土)



厨子の木地が完成しました。


今回制作していますのは、別製の六角型厨子。





扉丈は2尺4寸。

主に紅松材を、部分的に桧材を使用しています。



この厨子の最大の特徴が、屋根に付く蕨手(わらびて)。





六角の屋根の中心に擬宝珠(ぎぼし)が付き、

その下の六角の露盤から、屋根の湾曲に合わせて、六方に蕨手が付きます。



屋根の綺麗なラインと、蕨手の曲がり具合、厨子と蕨手のバランスが、

非常に良い具合に仕上がりました。



あと、上部の香狭間(こうざま)は、透かしになっています。






薬研彫りのような校型の棒が、

連子枠に4本。


この校の角を生かすか生かさないかが以後の工程で重要になります。


そこそこ大きい厨子ですが、

蕨手や連子など、非常に繊細な要所が見え隠れしています。





まだまだ、完成には時間を要しますが、


当方では少し珍しい仕様になるこの厨子。

また、報告させて頂きます。






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ブツネタ245 「六角型厨子塗り上がりました。」

ブツネタ257 「六角型厨子も完成。」