京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

♪合掌♪手をあわそ「屋久杉仏壇と白檀阿弥陀立像」

2011年06月11日(土)




今日も無事に1日を過ごすことができました。



日々感謝、ご先祖さまにも感謝です。



そんな思いを込めて、ご本尊、お仏壇に手を合わせましょう。









さて、久々の “♪合掌♪手をあわそ” になります。



今回の納入は、屋久杉のお仏壇。


とってもシンプルないわゆる家具調のお仏壇です。






そして、ご本尊は、

自信作の白檀、立像5寸の阿弥陀如来像です。

制作事例にも出しているこの阿弥陀さんに、

お木仏・在家用・阿弥陀如来像(立像)

截金を施しました。


台座、光背は尾州桧材の木地仕上げです。





仏壇正面の向板には金紙が張られており、

尾州桧&白檀とのコントラストがはっきりして、お木仏の存在感も出ました。


また、仏壇内で金の部分は、この向板部分だけですから、

全体的に木の温もりが感じられます。


さらにお位牌は、

このブログで何度もご紹介しています無地楼門をお選び頂きました。

ブツネタ130「マリオとムジロー」

ブツネタ155「ムジロー♪トリオで登場」

ブツネタ221「摺りあげちゃいます★」


無地楼門は、彫りを施さず、色漆と金粉との色分けによる仕上げで、

このようなシンプルな仏壇には良く合います。


また今回は、溜漆蠟色仕上げの位牌札に、睡蓮の蒔絵を施しました。

睡蓮の花の部分には、青貝を使用していています。


お木仏の台座の下台も溜漆塗り。

仏具は同系色で揃えているので、溜色は仏壇内でワンポイントにもなっています。



お魂の入るお木仏、そしてお位牌のことを優先したカタチになり、

さらには、お部屋との調和もバッチリ。

全てにおいて理想的なご納入になりました。





“手を合わされること”を考えて・・。


家具調仏壇の“家具調”という言葉は少し軽い感じがしますが、

仏壇はあくまで側(がわ)。

そこに祀られる本尊や位牌が入れば、

家具を納めているのではなく、

手を合わされる対象を納めているのだと再認識させられます。


“手を合わされること”を考え、

施主様が喜んで頂けるよう努めたいと思います。