京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ323 「シャープな仏器台★」

2013年03月03日(日)




在家用の小さな仏器台。



一般に流通しているものではちょっと・・・というお客様のために、

当社にも数点、別注品がございます。






【左】溜漆塗りの壷型

【中央】洗い朱漆塗りの渕付丸型

【右】六角の猫足型(昭和前期製作)






・・で今回、お選び頂いたのは、六角の猫足型★


むむっ 目の付けどころがシャープですね。

昭和前期製作のものとみられる、この仏器台は、とにかくよく出来た逸品。

今、一から作るとなると売値は10万は遥かに超えるでしょうね。




ですが、昭和初期の作なんで、このまま納めるわけにもいきません。

では、塗り替えましょう・・  と、安易な考えはいけません。



なんせ小さなものですし、

細い面なんかは、そのまま塗り替えると埋まってしまいます。



となると・・・ 下地を落とし木地に戻すしかありません。


水につけないと、きれいに下地は除去できませんが、

水に浸けることで、接合部分は遊離しますので、

全てを解体し、再度接合し直すことになります。






写真を撮り忘れて、解体時の写真がありませんが、

見事にバラバラになりました。 




材質は桧。丁寧な仕事されてます。











木地戻し、木寄せ(接合)もうまくいきました。

リボーンさせるためには、このあとの塗師さんの工程も非常に大事です。

頑張ってもらいましょう★