京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

株式会社 京仏商 谷口 京の仏具匠・谷口谷口へようお越し
仏像を彫る特別対談日々雑録製作事例谷口のこと
お問い合わせリンク集サイトマッププライバシーポリシー
日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ315 「最高級位牌は如何ですか☆」

2012年11月05日(月)




久々、いや、ひっさびさの登場となる

我社のアイドル“一重渕ちゃん”



定期的に制作はしていますが、

今回ご紹介しますのは、ふたつ。


ひとつめは・・


札丈5寸、

溜漆塗り・蝋色研ぎ出し仕上げ









葺蓮華の蓮弁は、消粉(純金粉)を蒔き、

蓮肉の天場は、岩彩色仕上げです。








彫り、面をはっきりと、カドを立ててシャープに見せる。


京都で制作すること、即ち“仕事の違い”を形にしなければなりません。







足のあげうら。

こちらには金箔を押していますが、漆を塗り上げてから、

蝋色師さんのてによる“すりあげ”を行います。


“すりあげ”は、平面上の刷毛ムラ等の僅かな凹凸を、

炭研ぎ等で平らにし、後の工程である箔押しに際し、仕上がりを良くします。



小さいお位牌ですが、ポイントはたくさん☆






次に、ふたつめですが、

同じく札丈5寸、

溜漆塗り・蝋色研ぎ出し仕上げ ですが、





こちらは、葺蓮華を岩彩色&截金仕上げに★








木地、木彫刻、漆塗り、蝋色、箔押、彩色・截金


各専門の職人さんの手に渡り制作する一重渕ちゃん。

祖父の代から制作し続けているお位牌なので、思いも一層強いのです。