京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ213 「えっと、どちら様ですか?」

2011年02月11日(金)



御仏像が修理のため、当工房にやってこられました。



立像2尺の阿弥陀如来像。



これから、水に浸けて下地を浮かせ、

解体し、木地の状態に戻します。



今回は、その仏さんの足駄(足に付くホゾ)に注目。






“康尭”

“こうぎょう”

・・・でしょうか。



西本願寺派の阿弥陀さんでしたから、

てっきり“康雲”さんかと思いましたが、人違い。


以前ブツネタで、康雲さんを取り上げたことがありましたが、

ブツネタ182 「またお会いしましたね♪康雲さん♪」






こちらは、“康雲”さんの墨書き銘。

マスキングの仕方、場所(右足の外側)は全く一緒です。

“康”という字が付いているので、

流派が一緒か、何らかの関係はありそうな感じです。



ただし、

左足のほうは・・・





何にもなし。



“康雲”さんの左足には決まって、




この落款。




今のところ、“康尭”さんのことは全く情報がつかめず。

修復を進める中で、並行して“康尭”さんのことを調べてみようと思います。