京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

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2007年11月30日(金)
玉眼とは、水晶やガラス等をはめ込んだ木像の眼のことをいいます。

簡単に解説しますと、内刳りされた瞼の内部よりレンズを固定し、内側より瞳を彩色し、綿を当てて白眼をつくり、木片・竹釘で固定する技法です。

内部から彩色されていて、白眼は綿自体の色が透けている訳です。

玉眼が使用されるになったのは、一般的には鎌倉時代とされています。

但し、奈良県天理市の長岳寺の阿弥陀三尊像は藤原期に製作されたものですが、玉眼が嵌入されており、こちらが日本最古の玉眼を用いられたお像ということになっています。

鎌倉時代には、彫刻もより写実性が求められるようになり、眼の光沢や潤いを表現できる玉眼は、一般的になりました。

平安期以前にも、瞳に黒曜石や、黒漆を塗った堅木を嵌入する例がありますし、眼への執着は当時から一緒なんだと思います。

もう少し詳しく知りたい方はこちら。


【yomoyama −胡粉−】
【yomoyama  櫂咼礇ダン−】