京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ42 「玉眼の眼(がん)出し」

2008年06月17日(火)
昨日もブツネタでもご紹介した漆箔仕上げの仏さんですが・・・

仏さんの目は、玉眼仕上げとなっています。(写真:下)

玉眼とは、よりリアルに表現するために鎌倉期より使われている技法で、

左の図のように、取り付けられます。

玉眼は、以前に【yomoyama】で取り上げました。


その玉眼ですが・・・

漆塗りの段階で、レンズに漆が付着するので、下の写真は、

その付着した漆を取り除いた後のもの。

われわれは、この工程を「眼(がん)出し」と呼んでいます。


昨日の肩つぎもそうですが、お木仏を漆箔で仕上げる場合は、

いろいろと手間がかかります。


小さい仏さんで漆箔仕上げの場合、下地が入る為に彫りが埋まってしまう…

お顔も彫り上がり時に比べ、厚ぼったくなってしまう…


こういった課題点を克服し、

本来のお姿である金色の仏の制作にも力を注ぎます☆



ブツネタ41 「漆箔仏の肩つぎ」
ブツネタ43 「水煙の彫刻」