京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ177 「拘りの仏さんがトツギーノ」

2010年08月27日(金)



嫁いでいきます。


じっくり時間をかけて制作した漆箔の阿弥陀さんが。



嫁ぎ先が決まったのは嬉しいんですが、


ちょっと、寂しい気持ちもあり、


でも、やっぱり会社に置いとくより、


ご本尊としてお迎え頂くことが、やっぱり本来ですし・・・。


ご縁をいただく事はホント有難いことです。




身丈6寸の阿弥陀さん

以前にもブログで登場しました
☆彫りあがりました★21 「割り袖の阿弥陀像」


手間ひま掛けて作っているので、
愛着が半端ないんです。




玉眼もキラリ☆と光ってます。



・・・で、

今回は、台座・光背も思い入れのあるもの。

こちらも以前のブログに登場してます。
ブツネタ159 「光背に墨書き」


台座・光背共に尾州桧材で、

特に、光背の仕上がりは大満足してたんです。






見所満載ですが、

今回は阿弥陀さんには珍しく、葺蓮華を白蓮華にしました。

蓮弁には水晶末、蓮肉には岩緑青を蒔いて、

蓮弁の先は淡いピンクでぼかして、截金を施す。







上品や★

この水晶末とキリカネの織り成すハーモニー

まさに、本上まなみさんばりの上品さがあります★





ライオン社の「ソフトインワン」が、

その昔、「“ちゃん リン シャン”ください!」と言っても買えたように、






当社で、「本上まなみ仕上げにして下さい」と言っていただいても、

この白蓮華になります。








・・・・・・





そうそう、いつものことですが、

在家用の場合は大概、

後ろ側にも、手を抜かず金箔押しを施します。




なかなかの拘りいっぱいのご本尊となりました。