京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏像修理のハ・ナ・シ5 『基準寸法に合わせた改造』(全5回)

2008年04月21日(月)
前回より続き…

台座は、寸法を改め新誂し、光背は洗浄、解体を経て木地補修を施しました。

本来は、このように台座の蓮華上に光背のホゾが入ります。

蓮華の口径が広くなったので、これでお木仏を安置しても安定感が出ます。


一方、お木仏の手先の損傷ですが・・・

写真の通り、右手は中指・薬指・小指の三本が折れてしまっています。

左手のほうは・・・  何やらおかしな感じに・・・

これは後補のもの。欠損してしまった左手を新しく取り替えられたのでしょうが、残念ながら、扉に手を挟んでしまって、腫れ上がったような手になっています。

台座同様、ご自身の手で自ら手を入れられたのかも知れませんが・・・

こちらの左手は、掌ごと取り替えることにします。


次回へ続く…