京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ427「白檀の木取り2018」

2018年06月03日(日)


前回から2年半が経過しました。
↓前回↓
ブツネタ381「白檀の木取り」



昔に比べ、白檀の仕事も少なくなりましたが、

2年半前に木取った角材は、全て彫り上がり、
そして、嫁がれていきました。

そして、

新たな出会いを求めて、丸太を切ることにしました。

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何のお話かもう少しわかりやすく申しますと、
白檀の仏像が昔から重宝されていますが、白檀は超が付く程の希少材です。

簡単に角材が手に入ることはなく、

原木を切って彫刻用に角材にしておきます。


これは 立像の角材。 こんなのをカットしておいて・・




いつでも仕事が掛かれるように準備している訳です。




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話を戻しまして、




白檀の原木はかなりの稀少価値がありまして、高額で販売が可能です。

もちろん、転売するつもりなんかさらさらありません。


仏像に姿を変えてこその原木です。







この丸太で18圈


丸太は数本あるのですが、軽いのから切っています。


ちなみに 前回は17圓任靴拭

17圓如∋箸┐襪里錬.4圓任靴拭

前回の丸太は、芯が2本あるような特異な形状でしたので、

今回は、前回よりもお行儀が良さそうで期待は大。










ただ、前にも申した通り、白檀の原木の購入は高尚な博打のようなもの。

天然のものなので、木目がどうか、節がないか、割れがないか等は



切ってみないとわかりません。








ということで、
前回のお行儀の悪い原木以上を予想しておったわけですが。。





実際は、、、








立像5寸分が7つだけ。。。






節があったり、木目が悪かったり。。。





取れたのは2圈 全体の12%。






座像3寸を希望されているお客様も居られる中で、



厳しい結果となりました。


白檀の材は、ワシントン条約により規制がされており、
輸入が不可能です。

規制がされる直前は、原木の輸出が規制されていたので、

原木に粗い彫刻がされて、加工品として輸出が許可されていましたが、

その加工品ですら輸出ができなくなりました。





弊社の持っている原木は、彫刻がされていないので



40以上前に入ってきたものかなと推測します。


【yomoyama ‐白檀‐】