京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ148 「絹本着色の両大師」

2010年02月26日(金)





『そうだ京都で、つくろう』


ブツネタ144 「そうだ、京都で、つくろう」では位牌のお話でしたが、




今回は掛軸です。

掛軸といっても、在家用の仏壇内に納まる小さな掛軸。




だから、今回は

『そうだ京都で、掛軸つくろう』


京仏商谷口は、京製の掛軸を推奨します。






さて写真は、絵師さんに描いてもらった善導さんと法然さん。


絹本に彩色してもらいました。






両大師のお木像をお祀りすることが理想ではありますが、

京都で制作する場合、どうしてもコストが高く掛かりますので、



次の選択としては、絹本着色の絵像。


この後、表具師さんに本紙を持ち込んで、表装してもらいます。








小さな掛軸の本紙ですが、丁寧に描いてくれはりました。


それと、ちょっとした拘りもあるんです。



本紙の裏を見ると、それがよくわかります。





えらく円光(光背)だけが、艶があります。



これは、裏箔という技法で、絹地の裏に金箔を押しています。





善導さんの半金色の衣は、表から金箔を押しているので、


衣と光背の金は色艶が異なり、

衣ははっきりと、光背は控えめな金が表現できるんです。




やっぱり、手作りはいいよな☆

はよ、表装してもらお・・。





『そうだ 京都で、つくろう』