京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ441「祖父・仏師 谷口桂雲」

2019年10月20日(日)

写真を整理してたら、こんなのが出てきました。


どこかに出展したのでしょうか。 

「眞宗弥陀 谷口桂雲」と書かれてあります。








谷口桂雲(けいうん)、私の祖父です。


祖父の彫った木仏の写真はあるのですが、

雅号(仏師名)がこのように写っているのは
あまり見たことがありませんでした。


何年前の写真かはわかりませんが、7,80年前になるのでしょうか。


「桂雲」

「桂」は言うまでもなく、現在弊社がある「桂」。

この場所で祖父が独立しました。


そして、「雲」という字ですが、


祖父は、高村光雲さんが師匠である仏師吉岡宗雲さんの弟子でしたので、

師匠から「雲」という1字を頂いたわけです。


戦後復興期、10人の家族を養うには仏師だけでは食えない時代。

仏具製作全般を手掛けるようになったと聞いています。



仏師としては、無名の祖父でしたが、

仕事の良し悪しが判るようになった自分が見ても、

今日まで残っている祖父の作品はとても素晴らしく思います。 



そして、「桂雲」という雅号がとても誇らしく、勇気をもらえます。