京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

【niceですね!27 銘木香合〜楓,柿,玉椿,神代楠〜】

2012年05月10日(木)




久々に香合を制作しました。


昨年の7月以来のブログでのご紹介です。






左上・・・神代楠

右上 ・・・ 楓≪縮杢≫

左下 ・・・玉椿≪虎斑≫

右下・・・柿≪縮杢≫


今回はこの4作。すべて内地の木です。
形は蓋に伏輪付きです。

仕上げは、今回初めてとなるウレタン仕上げ。(シックハウス対応)

素地の良さを生かし、汚れが気にならない仕上げです。



『 神代楠 』




神代木とは、今からおよそ数百年から数千年前、
噴火や大きな地崩れなどにより地中に埋没した木のこと。

永年の地中の成分が浸透して独特の色合いになっているのが特徴です。




『 楓 』



木肌が美しいカエデ。

木目が波状に縮んでシワがよったように見える縮杢が特徴的です。




『玉椿』



玉椿は別名。正式にはネズミモチという木です。

柾目を横切るような帯状の杢を斑(ふ)と言い、
斑が大きく虎の毛のような斑点模様に見えるものを虎斑(とらふ)と言います。
光の加減で銀色にキラキラ輝くのが特徴的です。



『 柿 』



非常に希少な柿の縮杢。



まだ嫁ぎ先は決まっていませんが、
みな、それぞれご縁を頂き嫁いでいきます。

こういった厳選された銘木は、非常に希少となり入手が困難。
特に杢などに拘ると制作は厳しくなっています。