京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏像修理のハ・ナ・シ2 『弘法大師像の復元修復』(全5回)

2007年11月14日(水)
前回より続き…

ご洗浄、解体の作業が完了し乾燥すれば、木地の補修を行います。

刻苧や埋め木を施して補修し、損傷の著しい部分は木地を取り替えて彫刻します。
ご尊顔は玉眼のため、再度固定します。(玉眼嵌入については、改めて日々雑録にてご説明いたします。)
木寄せ部分を接合し直し、矧ぎ目を補修すれば、次は下地の工程に移ります。

下地は、胡粉下地にて。その前に、木寄せ箇所等に布や和紙を貼り、生漆を摺り込みます。いずれも補強の為です。
その後、胡粉地を塗っては研ぐ工程を繰り返し、下地作業が完了します。

次回は、彩色の工程をご説明いたします。


写真上:木地修復後
写真下:下地完了後