京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ172 「経机完成しました!」

2010年07月03日(土)





ブツネタ165 「経机の木地完成しました」

ブツネタ170 「鋭いですな〜☆」


で登場した経机。






尾州桧で




木地仕上げ並みに仕上がった経机。





矧ぎ合わせでなく、一木からつくられる反り足。 美しい☆




木地師さんから塗師さんの手に渡り、



堅地(かたじ)と呼ばれる、最も堅牢な下地を施し、

蝋色漆を塗り上げてもらって、




室で乾燥☆



漆が乾燥すれば、

塗師さんから蝋色師さんの手に渡り、



艶のない状態から、




蝋色師さんが丹念に研いで磨いた結果、

見事! 黒ピカ★の鏡面に仕上がりました。




このような最高の仕上がりは、

塗師さんの下地も大いに影響します。



木地、塗り、蝋色それぞれの工程において、

各職人さんの技術が求められる訳です。




並行して、

錺師さんに、框に取り付ける金具を、






彩色師さんに、

格狭間の裏に取り付ける連子(れんじ)に岩緑青を蒔いてもらって、



(連子もカドがピーン!)

最終、当社工房にて組立てが完了し、完成に至りました。






蝋色は外部は総蝋色。


ですから、




あげ裏の下に、新聞を置くと・・・



この写り込み★





さらには、ブツネタ170でも言いましたが、


このカドです☆ カド☆










今回の経机では、

木地師さん、塗師さん、蝋色師さんに殊勲賞を送ります。