京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

モノづくりの現場から10「宝石研磨の工房から」

2016年07月06日(水)





ちょっと変わった製作現場から・・。




これ何かわかりますか?









八角の柱。そして甲盛りになってます。


こちらは印巻(いんかん)。


巻物の軸先に付ける円柱状のパーツです。


掛軸の軸先と似て非なるもの。
ただし、印巻となると掛軸の軸先に比べ小さくはなります。







木製、漆塗り、象牙など色んな種類がありますが、
このような水晶製のものもあります。


今回、別注の巻子(巻物)を作るお話を頂き、
本水晶の八角柱の印巻でということでご用意する運びとなりました。


ただ、この印巻ですが、材料屋さんから1対仕入れたのですが、
両目が¥マークになってしまいました。

これではあまりにも高過ぎるということで、仕入れた1対の印巻をもとに
残り数個は独自ルートで製作することにしました。


さすがに仏具関係の職人さんではありませんが、
過去にもこういったお仕事をお願いしたことがありました。

ブツネタ336「肉髻珠を瑪瑙で!!



いや〜懐かしい。かれこれ3年程前ですね。。
肉髻珠以来のお仕事になりました。



真ん中に穴の空いた円盤状のものが砥石。

粗さや滑らかさ、大きさ等の用途により、この砥石を使い分けて研磨をされます。





今回は概ね、平面の彫刻機械で全て手作業で制作して頂きました。





熟練の技がひかる。


現物以上の素晴らしい印巻が出来ました。











よし、これでコストの削減が出来る☆