京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ202 「十三仏掛軸★制作中」

2011年01月13日(木)





現在、禅宗十三仏の掛軸を制作しています。



十三仏は初七日から三十三回忌までの合わせて十三回の法要の守護仏。

故人は十三の如来と菩薩に守られて、成仏するとされています。

その13の仏さまが描かれた絵像を軸表装し、

法要や仏事に祀られる風習が伝えられています。





印刷された絵像はともかく、

肉筆のものは、まず下絵を用意し、その上に本紙をあてて描くのですが、

その下絵は型として、ずっと使用しますので、多少の量産が可能です。



ですが、今回制作のものは、下絵から起こしたオリジナル。





禅宗ということで、

釈迦三尊を中心とした十三仏です。


下絵を描いて、施主様のご意向を取り入れながら、

次は、本紙の絹本に描いていきました。





背景には、ベージュ系とブルー系の濃淡を淡く入れました。




火焔光背の不動明王以外の12の如来・菩薩の円光背には、

裏箔を施し、上品な艶を落とした金を表現しました。






宝冠や胸飾りなどには、表から金箔を押しているので、

裏箔の円光と艶が対称的です。






この本紙は、すでに表具師さんに表装をお願いしています。

来週中に完成する予定です。