京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

【yomoyamaぁ 蘖┸沙摩明王−】

2008年01月06日(日)
これは、★うすさま★と読みます。

これからその烏枢沙摩明王像を制作。

写真はその木地。尾州桧です。

重なっているのが岩座と仏、寝かせてるのが光背の木取りです。


さて今回は、烏枢沙摩明王について・・・。

この仏様は、特殊な場所に祀られます。

それについて、こんな由来も・・・。

「かつてお釈迦様が入滅されようとする時、皆が集まって悲しんでいるのに、ある神様が遊びにふけって来なかった。皆は相談して一人の仙人を使いに出して連れてこようとした。ところがその神様は、不浄なもので壁をつくって入ってこれないようにした。そこで使いの仙人は不浄金剛に身を変えて、その壁を大地に変えてしまった、という。(図解仏像の見分け方・大法輪閣参照)」

不浄金剛とは、烏枢沙摩明王のこと。こんなことから、あらゆるけがれを棄て去る祈願に用いられ、便所の守護神として祀られるようになったそうです。

姿は多様で、忿怒相の一面に、二臂・四臂・六臂・八臂とがあり、腕の数に定義はないようです。
(臂は腕のことをいいます。)

蔵王権現のように右足を上げた立像が一般的だといえます。
なかには、掲載図のような座像もあるそうです。

あと、持物に法輪を持つのも特徴的といえます。

今回は、立像を制作。なかなかご縁の少ない仏さまなので、出来上がりが楽しみです。



掲載図『大正大蔵経図像』


【yomoyamaァ 殃相華−】
【yomoyama −胡粉−】
【yomoyama◆ 欟夢磧檗