京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

【yomoyama −胡粉−】

2007年12月27日(木)
今回は胡粉です。

日本画に用いる白色の顔料ですね。仏具でも彩色で使用しますが、それ以上に漆や彩色の下地に使用されています。

そうそう胡粉の「胡」という字、食材でよく目にしませんか?

胡椒・・胡瓜・・胡麻・・胡桃・・・。そもそも「胡」には、外国から中国に渡来したものという意味があるそうです。


話を戻して、胡粉の原料となるのはイタボ牡蠣。私達が食する牡蠣よりもひと回り大きい牡蠣です。

今が旬の牡蠣ですが、このイタボ牡蠣は、決して美味しいというものではないとのこと・・・。

逆に、広島産の養殖牡蠣では、殻が薄く、表面の光沢部分も多く、上等な胡粉は作れないんだそうです。

宇治・三室戸にナカガワ胡粉絵具蠅箸いΩ嬖瓦鮴渋い垢覯饉劼あります。

周辺には、露天積みされた貝殻の山があります。

宇治で生まれ育った私は、時よりこの界隈にも来ることがありました。当時この貝の山を見て、ゴミの山と思っていました・・。失礼しました。

イタボ牡蠣の殻には不純物が多く付着しやすく、原料として適当でないので、雨風にさらし不純物を剥がれやすくするために露天積みしているんです。

宇治の胡粉作りは江戸時代より・・・。

大量の水が必要とされ、また清浄な軟水に限られる胡粉の製造は、宇治川や淀川の水運が利用できる宇治の地が適していました。

需要も多かったのも栄えた要因でしょうか。

宇治といえば「お茶」「平等院」「羽野晶紀」・・・そして「胡粉」です。

写真上:胡粉下地工程
写真下:イタボ牡蠣(ナカガワ胡粉絵具蝓


【yomoyamaぁ 蘖┸沙摩明王−】
【yomoyama◆ 欟夢磧檗
【yomoyama  櫂咼礇ダン−】