京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ409「玉(珠)もレベルが違います」

2017年04月09日(日)




現在修理中の小さなお木仏たち。


小さくても良い仕事が施された素晴らしいお木仏です。








小仏においては木地仕上げが多い昨今。


仏師さん自らも、木地仕上げを奨められる傾向が多いように思います。


本来は金色(こんじき)のお姿。


ですが、製作面から考えると、
漆箔で仕上げる場合、下地と漆の層により彫り上がり時と比べて、
塗り膨れることから大きくイメージが変わってしまいます。


木地仕上げのお木仏も勿論素敵なのですが、


下地、塗り、箔押しと複数の専門の職人の手によって仕上げていく漆箔仕上げのお木仏は、より手間も掛かりますので、
敬遠されがちではありますが、製作に力を入れたいと日々思っております。




そんな気持ちにさせてくれるような現在お預かりしている小仏たち。


小さくても、彫刻にメリハリがあって、漆箔で仕上げることを想定して
製作されているんだなあ、と感じさせてくれる・・そんなお木仏です。








丁寧に作られているのは勿論ですが、


こちらは白毫珠。直径は1亢。長さも2mm程。水晶製。


画像ではわかりにくいですが、非常にきれいに削られています。


細かいところまで行き届いた仕事をされています。





ピンセットでつかみ損ねたら、探すのが大変。。




塗り上がり後、箔押師にまわす前に珠の入り具合を確認しておきます。










珠ひとつでも、完成度の高いものはやはり違います。