京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

☆彫りあがりました★59 「上付五重座と渦上げ彫り舟型光背」

2015年01月11日(日)




彫りあがりました★



立像5寸用の台座と光背です。

華盤(けばん)付きの五重座。
 私どもでは「上付五重座(かみつきごじゅうざ)」と呼んでいます。





光背は舟形。

雲の渦上げ彫り(雲の渦彫りで、渦の部分を付け彫りして深彫りにしている)





透かし彫りもいいですが、渦上げ彫りも個人的に好きではあります。

この台座光背は、これで仕上りではありません。

塗り下用の木地ですから、漆・金箔で仕上げます。

注文が入れば、次の工程にまわしますが、

それまで弊社でワインを寝かすように保管をしておきます。







この上付五重座、昔は頻繁に製作していましたが、

こういった段数の多い台座よりも、段数の少ない台座が多くなりました。



「在家用仏像を京都で作るなんて、時代と逆行している・・。」

たまにそんなことを言われますが、

ずっと中国製品を毛嫌いしてきて、今更扱いたくない。

仏像になればなおさらです。

意地になっているだけかもしれませんが、

それが弊社の強みであると理解しております。






獅子。台座の獅子。

相変わらず狭そう・・。





5寸の阿弥陀如来像が近々また彫りあがります。


少しでも多くの方に、現物をご覧になって頂きたいです。

量産品とは違う作り手の思いを感じて頂けるはずです。