京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ211 「座像3寸5分の・・・★」

2011年02月06日(日)



今日は、木地師さんの工房へ。



座像3寸5分の釈迦如来像の制作を進行中で、

その台座の木地が完成しました。







尾州桧材☆


非常に美しい材ですが、

彫刻を施した後は、漆箔で仕上げます。




この台座は木地制作においても、なかなかの手間が要りました。





いつもと違うのがこの框。

小足(こあし)の上に3段の框(かまち)が連なり、

台座全体に重厚さを持たせました。





あと、八角に組まれた部分は、




このように、木寄せ箇所の接ぎ目に

留め接ぎを施し、









接合部の強度を高めています。

留めの有る無しでは、手間は全く違います。







先程も申しましたが、

こちらは座像の3寸5分用の台座。

釈迦如来座像もこれから制作します。

座像3寸5分ですから、

漆箔か、檜の木地仕上げかな・・・と想像させるところですが、




驚くなかれ、★老山白檀★で制作します。

探しに探しました。まさに奇跡★



よくまぁ、白檀で座像3寸5分がよく取れたもんや・・。

3寸でも超困難なのに・・。




そんな奇跡的な制作となるお釈迦さんが乗る台座は、

これから彫刻を施していきます。




そうそう、据座(すえざ)部分は別彫り。

透かし彫りを施します。







そして、この台座の光背ですが・・・



その彫刻もこれから制作していきますが、かなりの力作になる予定です。

それは、またの機会にご紹介することにします。