京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ233 「唐獅子牡丹☆木地修理完了★」

2011年05月14日(土)





“イチ”に洗浄


“ニ”に洗浄


“サンシ”は桂で


“ゴ”に洗浄




当社は桂にございます。いらっしゃい。






洗浄。 


私共が言うところの“洗いもん”が現在、山積み・・。



彫刻類を洗浄して下地を除去、木地に戻して解体。

そんな作業が続きます・・。



で、今回ようやく、須弥壇の彫刻である“牡丹に唐獅子”彫刻の

木地修理が完了しました。





現在修理中の浄土真宗西派の須弥壇。

腰(中央)の三方に“唐獅子牡丹”が付いています。





その上下に付く“宝相華唐草”の細合え(ほそあえ)部分の彫刻は、

先に洗浄が完了し、塗師の手に渡っています。






須弥壇本体から取り外した後、


各彫刻は水に浸け、胡粉による下地を浮かせ、除去します。


その際に、付け彫りしてある部分も解体。





洗浄作業が一通り済めば、乾燥後に解体箇所を接合し直し、

欠損箇所等の新補、コクソ等での補修を行います。








この後は塗師さんで、新たな胡粉下地を施してもらいます。







彫刻に奥行きがあるので、下地や彩色の工程に支障がある部分は、

部分的に“ダボ”を付けて、彩色が完了した後に取り付けます。



さあ、次の“洗いもん”に取りかかりましょう。