京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ10 「この色なんでしょう・・・」

2007年12月10日(月)
木製寺院仏具の大概が、漆塗りを施します。

黒・朱・うるみ(茶系)・紅溜 なんかがよく使われる色でしょうか…。

ほかに、青緑色の青漆(せいしつ)や黄色だってありますし、顔料を加えることによって、多種の色を表現できます。

ではでは、この写真の色は?


これは、洗朱(あらいしゅ)という色漆になります。今、前机等の仏具を洗朱漆で塗師に塗ってもらっています。

漆器などでよく見かけますね。うちでもたまに、お仏壇で使用するお膳を洗朱で仕上げたりします。

好みもはっきりしますし、寺院仏具を洗朱で仕上げるのは、なかなか珍しいことです。


伝統色関連の本を見ると、洗朱はもっと淡い色をしていますので、どの分野でも共通とは言えないようです・・・。


写真上:塗り場風景
写真下:洗朱で仕上げた仏具(部分)


ブツネタ9 「彫刻する前に・・・」
ブツネタ11 「京都の木魚」