京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏像修理のハ・ナ・シ5 『基準寸法に合わせた改造◆(全5回)

2008年04月20日(日)
前回より続き…

転用するために工夫された箇所・・・

それは、光背のホゾがえらく伸びて・・・

そのホゾを受けるホゾ穴が、こんなところに付け加えてられてました・・・

本来は、台座最上部の蓮華部分に光背のホゾが立てられます。

蓮華の口径が小さいために、このような細工をされたわけです。

悲しいかな、すっきりしない状態になっています。

それもこれも、台座と光背の寸法が合ってないのが原因。


以上のような考察から、台座の修理は、お木仏や光背と同等の寸法にて新誂することになり、

光背は木地の状態まで戻す復元修理、お木仏は手先のみの修理内容となりました。


第一段階として、新誂する台座の図面をご用意。

当社が推奨する台座は、上側の台座でしたが、極力小さくしたいという施主様側のご意向により、下側の台座を制作することとなりました。


次回へ続く…