京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏像修理のハ・ナ・シ11 『光背の損傷』

2009年07月17日(金)


今回は光背です。


舟型で、宝相華唐草文様の透かし彫りが施された光背。


その光背・・・





上部が損傷してしまっています。





現状をそのままに、損傷した部分のみを修理します。


幸い、欠損部の破片は失われることがなかったので、


新たに新補する部分も最小限度で済み、接合し直して、







損傷部には亀裂が残るので、漆を繕って・・・





金箔を押して・・・





最後に古色です。







立派な透かし彫りの光背ですが、強度は弱いので取り扱いには注意が必要。


こちらで、立像8寸。

宝相華透かし彫りの光背。

制作当時、想いを持って作られたことだと想像します。

修理方法は損傷具合によって様々ですが、
施主様のご意向も踏まえて、最適な修理方法をご提案させて頂きました。