京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

【niceですね!30 〜多聞天が完成〜】

2013年01月07日(月)




年に1躯ペースで制作してきた四天王像も、


年末に無事納入が完了しましたので、ご報告をさせて頂きます。



ブログで、彫り上がり後は紹介しましたが、

☆彫りあがりました★45 「北方の守護神!多聞天像★」



その後は、塗師の手に渡り、

摺り漆、紙張り等の工程を経て、

胡粉下地を施すわけですが、塗り膨れることなく、彫刻を生かす★


四天王の4躯共、この胡粉下地で、、

より完成度の高い仕上がりになったわけです。







甲冑は部分的に“金”で表現しますが、

その部分には、漆を塗って、







箔押師の手に渡り、金箔を押す。

漆を塗ることで、金箔の艶は生きます。

そして、いよいよ彩色師の手に渡ります。






一方こちらは、八幅輪光背。

漆を塗り上げ、




金箔押し。



輪光に火焔が取り巻いていますが、

この後、火焔部分には彩色を施します。





岩座下の框には蝋色を施し、

透かしの金具を取り付け、完成です。























丁寧な線、緻密な繧繝彩色、上品な色。

どの工程においても丁寧な仕事。 4躯共に満足な仕上がりとなりました。



4躯目の邪鬼は、最もユーモラスに★




もちろん、今回も漆塗りの瞳を嵌め込んでいます。





4躯目が終わって何だか少し寂しい気分・・。

でも、いいお仕事が出来、非常に充実した気持ちでした。


【niceですね!26 〜広目天が完成〜】

【niceですね!24 〜増長天が完成〜】

【niceですね!Α 岨国天が完成〜】