京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

株式会社 京仏商 谷口 京の仏具匠・谷口谷口へようお越し
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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ407「秘蔵の阿弥陀さん嫁がれました」

2017年02月07日(火)

結構長く谷口のベンチウォーマーをしてくれていた


身丈6寸の阿弥陀さん。


おめでとうございます♬ 嫁がれることになりました♬




お話が浮上してから、納入締切は約1ヶ月。。


1からの製作ですと流れる話だったかもしれませんが、


光背は彫り上がりがあったのと、台座も丁度木地があり、彫刻をする予定だったという
抜群のタイミングでした



もちろんご予算もあるのですが、納期とか、寸法とかいろんなハードルがあって、
それをクリアして、ようやくご縁を頂けることになりました。


お話が決まって速攻、台座の彫刻を依頼。





近年は予算が厳しいので、
このような段数の少ない大仏座と呼ばれる台座を作る機会が増えました。



葺蓮華と比較すると、地味に感じられるかもしれませんが、
光背の彫刻がそこそこ立派なら、これでも十分なのかもしれません。


こちらの光背は、透かし彫りなので、十分すぎるくらい立派です。







更に値段を抑えるなら、光背を輪光にするのもひとつです。



シンプルですが、あくまで仏さんありきですので、こういった組み合わせでも
良いかと思います。






さて、台座が彫り上がったので


嫁がれた阿弥陀さんを安置するとこんな感じに。








塗り下ですので、塗師にまわし、台座光背は漆箔で仕上げます。


残り、3週間を切りましたが、なんとか間に合いそうです。