京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

株式会社 京仏商 谷口 京の仏具匠・谷口谷口へようお越し
仏像を彫る特別対談日々雑録製作事例谷口のこと
お問い合わせリンク集サイトマッププライバシーポリシー
日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

彫りあがりました★69 「座像3寸の日蓮像」

2019年01月18日(金)

少し投稿が出来ていませんでしたが、

その分ため込んでいますので、徐々にアップしてまいります。




さて、彫り上がりました★


今回は日蓮さんのお像です。


驚きの座像3寸。

いまどき、座像3寸よく採れたな〜って感じですが、

こちら、20年以上前に、日蓮像用に木取りしておりまして、

今回ようやく彫ることになりました。



それだけ、日蓮さんが出ないというわけなんでしょうかね。。

そういや、私が入社してからは、

白檀では2寸5分が最大だったかもしれません。


2寸5分は数回ありましたが、

その後2寸と、ここ数年はかなり小さい日蓮さんのお仕事になりました。



実も今回もまだ成約した訳ではないのですが、

得意先様からのご要望があり、この度、彫ることに決断しました。


右手で笏を持ち、左手で経巻を握るお姿。

日蓮用に木取りしてしまうと、他にまわせない。。。

20数年前に木取りした際には、
ここまで寝かせるとは思っていなかったでしょう。



ながらくお待たせしました。

彫り上がりはコチラです。











良い色艶です。

以前に製作した日蓮さんより、少し歳をとられた感じに。

製作事例 日蓮聖人像(座像2寸5分)


この状態ですと、穏やかに見えますが、

日蓮さん特有の眉毛と瞳をお顔に描くと、また雰囲気が変わります。


座像3寸の日蓮像は、おそらくもう製作することはないような気がします。

できれば、截金(キリカネ)で仕上げたいな・・なんて贅沢言うてます。


礼盤は、彫刻の入る唐様ではなく、

あっさりとシンプルに和様の二間仕切り。

黒塗りで一部でも金具打ちで重厚感はだして。

畳は例の如く繧繝縁の彩色。


そんなイメージですが、さてご縁はあるのでしょうか。。。