京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

株式会社 京仏商 谷口 京の仏具匠・谷口谷口へようお越し
仏像を彫る特別対談日々雑録製作事例谷口のこと
お問い合わせリンク集サイトマッププライバシーポリシー
日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ389「弥勒菩薩さん嫁がれました★」

2016年02月29日(月)


「弥勒さんは納められたのですか?」


何人かのお客様からお尋ね頂きました。




ブツネタ368「弥勒さんのご報告です★」




前の投稿から1年以上が経過しましたが、
とうとう嫁がれる時がやってきました。


嬉しいやら、ちょっと寂しいやら・・。




身丈5寸の弥勒菩薩像の全貌です。





5寸という小さなお像ですが、
内刳りが施された漆箔仕上の弥勒菩薩像。玉眼入りです。


こちらは彫り上がりの写真。
材は、尾州桧材です。





漆箔仕上げですので、このように解体できるようにします。


手を組まれている場合の漆箔工程は非常にややこしく、



両脇と手首で後の工程で接着が出来るようにしておき、
漆を塗り上げた後に、




先に、腕全体のヌグイ(金箔押し+金粉蒔き)を仕上げてしまってから、



その3点を接着。
肩の接ぎ目は、下地を補整し、漆箔を施し仕上げます。




あと、今回はお客様のご意向で、
像内に納入物を納めることになりました。





身丈5寸での内刳り。
なかなか珍しいかもしれません。








身丈5寸には思えない。
小さくても完成度が高いです。


今回のお仕事で、
東本願寺御影堂門、楼上の内部に釈迦如来像が安置されていて、
その両脇に、弥勒菩薩像と阿難尊者像が祀られていることを知りました。



≪阿弥陀堂内の特別公開≫


お仕事を通じて、勉強させて頂いています。