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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

仏具修理のハ・ナ・シ2『木瓜厨子の修復◆(全4回)

2011年01月24日(月)





さて、前回からの続き。今回が第2話。


その木瓜厨子ですが、

本日、木地修理が完了しました。



修理にあたってはまず、錺金具の取り外しから・・・。






厚めの銅地の金具。 まだまだしっかりしています



打ち掛け、定木、八双、蝶番。扉部分の金具。






そして、框の金具。



金具の亡失はなく、大きな欠損もないようです。

保存状態は良好です。

この後は、錺師さんに修理してもらいます。




そして、破風下と虹梁廻りの彫刻は、

取り外した後、





洗浄して下地を除去し、木地の状態まで戻します。




下地を除去すると、塗り替える際に、

新たな下地がのりますので、塗り膨れることを懸念し、

木地まで戻すことを当方では心掛けています。



その後、木地補修をして彫刻は終了。






・・・で、本体のほうですが、大きな損傷はなかったので、

漆塗り工程の前に、最少の修理で済みました。



錺金具の鋲穴を埋め、






塗り膨れて、後の仕立てにおいて支障が出ることを防ぐために、

扉の木口は削る。







木地修理は以上。


非常に保存状態が良く、丁寧に作られてた厨子ということもわかります。


この後は、金具は錺師さん、本体は塗師さんに渡ります。




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修理のハナシ17 『木瓜厨子の修復 

修理のハナシ17 『木瓜厨子の修復』

修理のハナシ17 『木瓜厨子の修復ぁ