京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ43 「水煙の彫刻」

2008年06月23日(月)
☆水煙☆

す・い・え・ん …と呼びます。

字の如く、みずけむり。 ・・・水面に立ちのぼる霧。


水煙と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、塔の屋根の上に付く相輪(九輪)でしょうか…。

このあいだの東京で催された薬師寺展にも、相輪の水煙部の実物大の複製が展示されていました。

薬師寺の水煙には、楽器を演奏し歌う天人たちが表現されていました。

相輪に水煙が用いられるのには、火災から守るためと言われてますが、

天人たちにも何か意味があったんでしょうかね…。


そんな水煙ですが、台座の光背の彫りにもよく登場します。

この光背は、最近、当社工房にやってこられた仏さんのもの。

非常にきれいな彫りです。

漆箔の工程も丁寧に仕上げられてます。


このような、きっちりした仕事がされた仏さんや仏具を、

目の当たりにすると、いい勉強になりますし、励みになります★



ブツネタ42 「玉眼の眼(がん)出し」
ブツネタ44 「続・水煙の彫刻」